第2回 スパジアムジャポン
天気にも恵まれ、ネモフィラと青空が一体化してとても綺麗でした。
写真を撮るのが絶望的に下手くそな、ゆとりーマンS氏がiPhoneのカメラで適当に撮りましたが、それを差し引いても綺麗ですね。
前置きが長くなりましたが、
第2回は、3月8日にオープンしたばかりの
「スパジアムジャポン(通称スパジャポ)」です。
先日、news every.で特集されているのを見てから、ずっと気になっておりました。
※画像は公式HPより
名前通り何かのスタジアム的な外観です。
電飾の数がハンパなく、溢れ出るパリピ感に陰キャのS氏は尻込みしてしまいました。
【基本情報】
・営業時間
平日 9：00～25：00
祝日 10：00～25：00
(※金土祝前日は26：00まで)
・料金
入館料 750円(※祝日 850円)
レンタルタオルセット 300円
岩盤浴 (※浴衣付き) 650円
・無料駐車場400台
・公式HP https://spajapo.com/
【利便性】
アクセスは正直良くありません。公共交通機関を使うなら、西武池袋線「東久留米駅」からバスに乗らなければなりません。（駅から歩くと30分弱かかるようです。）
車をお持ちの方は、無料駐車場が400台分あるので、間違いなく車で来ることをおすすめします。
料金は、特別高い印象は受けませんでした。スーパー銭湯としては平均的な価格であると思います。
今回は利用しませんでしたが＋650円で岩盤浴ができます。ここで驚いたのが、岩盤浴ラウンジにおよそ3万冊ものコミックを取り揃えているということです。
1,500円程度で丸一日お風呂、岩盤浴に入り放題でマンがも読み放題と考えると、ネットカフェよりも有用なのでは？と思ってしまいます。
客層は老若男女幅広いですが、私が訪れた日が平日の夜だったこともあり、子連れの家族や地元の中学生たちが多い印象を受けました。
【お風呂】
内風呂は高濃度炭酸泉や季節の芳香湯などがありますが、印象的だったのはジェットバスが充実していることです。
中でも「シックスパック・エレクトリック・ジェットスパ」はプロレスの技名みたいですが、電気風呂とジェットバスを組み合わせた斬新なお風呂でした。実際入ってみると結構な負荷が腹筋にくるので、シックスパックの腹筋を目指す方はおすすめです。
※画像は公式HPより
露天風呂に行ってみると、まるでナイトプールのような色とりどりの照明にたじろいでしまいました。
定番の岩風呂や寝湯などもありますが、特徴的なのは、照明の付いた小さなバスタブのような壺湯でしょうか。なんともいかがわしい感じで、照明付きのバスタブに全裸のおじさんたち(風呂だから当然なのですが)が並んで入っているのはなんとも異様な光景と言わざるを得ませんでした…笑
※画像は公式HPより
正直、露天風呂でのんびりしたい私の好みの雰囲気ではありませんでした…。
【食事処】
3F
・FOOD COURT
・山水草木
・HOT SPOT CAFE
5F
・IN THE FOREST CAFE
※岩盤浴利用のお客さんのみ利用可
まず、驚くべきは営業時間の長さです。フードコートに関して言えば、24：00まで(金・土・祝前日なら25：00まで)フードを頼むことができます。仕事終わり、お風呂に入った後ゆっくりご飯を食べられるのは個人的にはありがたいですね。
またメニューも銭湯とは思えないほど充実しています。特にフードコートにはステーキ、ラーメン、天丼、エスニック料理の店が並んでおり、何を食べようか迷ってしまう程です。
価格もリーズナブルで、フードコート内の大半のメニューは1,000円以内で食べることができます。
今回は、銭湯ではめずらしいエスニック料理の店で油淋鶏プレートを注文。
カリッと揚がった唐揚げに甘辛ダレが絡んでおいしい〜と思いながらサラダを一口。
すると食べ覚えのある独特のカメムシ臭が…。
私、パクチーが大の苦手なのです。
エスニック料理の店なんだから、よく考えれば入ってて当然なのですが、油断しておりました…。
油淋鶏プレート ¥920（税込み）
大変美味でした、パクチー以外は…笑
また、「山水草木」は和食中心のレストランです。フードコートのメニューより値段は張りますが、御膳やおつまみなど、こちらもメニューはとても豊富です。
次回来た時はこちらの店を利用してみようと思います。
さらにカフェまで併設されており、飲食に関しては今まで見てきた銭湯の中で最も充実しているのではないのでしょうか。
【休憩所】
3Fの休憩所はこざっぱりした印象です。広さは中々ありますが、座敷にテーブルとクッションが数個、テレビが1台設置されている程度です。
おそらく5Fの岩盤浴スペースは休憩所も充実しているのでしょうが、今回はあまり時間もなかったため岩盤浴は利用しませんでした。
おそらくこの施設、岩盤浴スペースを利用してこそ本来の魅力が見えてくるような気がしました。
【まとめ】
利便性:★★★★☆
お風呂:★★☆☆☆
食事処:★★★★☆(仮)
休憩所:★☆☆☆☆ (仮)
アクセスは少々悪いですが、営業時間の長さや価格を考慮すると利便性はかなり高いと思います。
また食事処は他の銭湯を圧倒する充実さです。次回は「山水草木」やカフェも利用してみたいと思います。
全体的な印象としては、まだ新しいので清潔感もあってとても良いのですが、パーティ色が強めなのは少し気になります…。
しかし、岩盤浴なども利用すれば一日中いても飽きない、一言で言うと田舎の銭湯型テーマパークでしょうか。
私自身も今回、スパジャポの全てを体験できたわけではないので、近いうちに再び訪れ、感想を追記する予定です。
それでは、また次の機会に。
第1回 庭の湯
新元号が発表され新しい時代へと移り変わろうとしている世の中に相対し、仕事への熱量は全く変わらず低いままのゆとりーマンS氏です。
記念すべき第1回は豊島園のすぐ隣にある
「庭の湯」について書かせていただきました。
【基本情報】
・営業時間 10:00～23:00（最終受付 22:00）
・料金 2,310円(館内着、タオル、バスタオル付き)
※18時以降 1,295円(年末年始、お盆、GW等除く)
・駐車料金 3時間無料(以降30分200円 1日最大1,500円)
※入館料を除いた利用金額が
○4,000円以上で、プラス3時間無料
(合計6時間無料 以降30分200円)
○8,000円以上で、当日無料
・公式HP http://www.niwanoyu.jp/niwa/index.html
【利便性】
印象としては、入館料が2,310円と少々高めかなぁと思いますが、18時以降ならば1,295円ですので、18時以降に入館するのがおすすめです。
ただ、この価格と隣に豊島園がある影響からか、18時以降は(休日は特に)若い人で混雑するそうなので、値段は高くても静かにゆっくりしたい方は午前中から入館するのも手かと思います。
客層としては、高齢の方が圧倒的に多いと感じました。私は土曜日に行きましたが、お年寄りの方が大多数を占めておりましたので、平日はなおさらかと思います。中学生未満の子供は入館ができないので、小さな子供が騒いでしまってゆっくりできないということはなく、館内はとても落ち着いた雰囲気です。
また、この「庭の湯」の特徴である「バーデゾーン」では水着着用で混浴ができますので、カップルで来られる方はぜひ利用してみると良いかもしれません。
今回は水着を持参しておりませんでしたし、プールの気分ではなかったので、利用は見送ることとしました。
(水着のレンタルは440円)
【お風呂】
内風呂に大きな浴槽があり、奥にはジェットバスが4つほど。
内風呂 ※画像は公式HPより
また、サウナはミストサウナ(テルマリウムサウナ)と通常のサウナ(フィンランドサウナ)の2種類あります。通常のサウナは20人ほどが入れるスペースで、暗めの照明でテレビ等もなく落ち着いた雰囲気でした。個人的にはサウナでテレビ見たい派なので、少々寂しい気がしました。
フィンランドサウナ ※画像は公式HPより
露天風呂には岩風呂と五右衛門風呂が3つほど。
露天風呂 ※画像は公式HPより
全体的な印象としては、非常にシンプルであるがゆえに、少々物足りなさを感じました。個人的には種類がたくさんあったり、露天風呂が大きかったりするとテンションが上がるのですが、そういった点を求めている方にはおすすめできないかもしれません。
しかし、清潔感は他の銭湯と比較してもかなり気を使っているように見受けられました。サウナ内のタオルは頻繁に変えていただけているようで大変きれいでしたし、脱衣所の洗面所も非常に清潔に保たれていました。
シンプルで清潔なお風呂でゆっくりしたいという方にはおすすめできると思います。
【休憩所】
2階にある休憩スペースは非常に充実しています。
大きな特徴としては、2種類の休憩スペースが用意されていること。
テレビモニター付きのイスがあるオープンエリアでのんびりするも良し、薄暗い照明のクローズドエリアでリクライニングチェアーに座り仮眠するも良し。どちらもかなりの席数があるので、お風呂上がりはここで一息つくのがおすすめです。
オープンエリア ※画像は公式HPより
クローズドエリア ※画像は公式HPより
【食事処】
2階の緑水亭で昼食をいただきました。
この日は鹿児島・熊本フェアを行っていて、特産品を使ったメニューがたくさんありました。私は鶏飯のセット(¥1,000)を注文。
※鶏飯とは文字通り鶏肉やしいたけ、玉子などの具材がのったご飯に鳥スープをかけていただくお茶漬けのような料理です。(写真を撮り忘れました涙)
出汁がよく効いていてあっさりしており、仕事で溜まったストレスや疲れをジワ〜っと溶かしてくれるような優しい味でとても美味しかったです。
その他のメニューも豊富でとても良いのですが、値段は全体的に高めの設定に感じました。
【まとめ】
利便性 ★★★☆☆
お風呂 ★★☆☆☆
休憩所 ★★★★★
食事処 ★★★★☆
全体的にやはり少々高めの値段設定になっておりますが、それに見合う充実度は得られるかと思います。
お風呂が個人的には少し残念でしたが、休憩スペースの充実度がとても高評価でした。
少々お金を出してでも、静かできれいな銭湯で思いっきりのんびりしたい！という方には大変おすすめできると思います。
それでは、また次の機会に。
はじめまして
このブログは、世間知らずのゆとリーマンであるS氏(23)が関東圏の銭湯を独断と偏見で評価していく"放湯記"です。
はじめまして。
この春、社会人2年目を迎えようとしているS氏(仮)と申します。
私の趣味は、半年前に購入した念願のマイカーで銭湯を巡ることです。
休日はもちろん、平日も仕事が早く終わった日は、銭湯に行き、日頃のストレスや疲れを癒しております。
数々の銭湯を巡る中で、自然と銭湯に対する好みが確立されてきたように感じます。
そこで感じたものを、なんとなく記録に残しておきたいと思ったのが、このブログを始めるきっかけです。
正直、どのくらいのペースで、どれくらい続けられるか、全くの未知数ではありますが、精一杯書いていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
